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チリ 落盤事故救出! [感想・所感]

 なかなかブログ更新がままならないのですが、なんとか時間を作りUPしますね。
 最近の話題と言えばこれでしょう。

 昨日のことだが、日本から遥か離れた土地のチリ鉱山で落盤事故があり、地下に閉じ込められていた作業員33人全員が救出された。

 事故は今年の8月5日にさかのぼる。
 坑道の地上からおよそ300m付近で落盤事故があり作業員が閉じ込められた状態となった。

 以前から落盤事故が多発していて国などが補強工事をするように呼びかけていた矢先のことである。

 翌日にはチリの大統領が救出に全力をかけると言った矢先、通気ダクト付近で再度落盤事故がおこり、作業員全員の安否が絶望視されていたが、17日後の22日、救出掘削中のドリルについたメモによって作業員33名が避難、生存していることがわかった。 これは全世界の人が感動し、関心を引いたのではないだろうか。

 翌日より細い穴から支援物資の搬送を開始するとともに、救出チームは全員救出まで約半年の歳月がかかると発表。急ピッチで救出作戦が本格始動した。

 中に閉じ込められていた作業員は生活ベースを最下層にある緊急シェルター付近に移動するとともに、炭鉱リーダーの指示の元、3班に別れ作業、休憩、睡眠を効率的に行い救出時期を待っていた。

 8月末に救出用の30cm縦穴を掘削開始。掘削終了後、救出カプセルが入る70cmに穴を拡張、10月9日に620m、幅70cmの救出用縦穴掘削作業が終了した。

 10月13日に救出用カプセル「フェニックス」が地下620mに到達、防護服とサングラスをかけた一人目の作業員が乗り込み、実に69日ぶりとなる生還を果たし、最後の33人目が救出されたのは救出作業開始から22時間後という超ハイスピードでの救出作戦となった。

 落盤当時、緊急用シェルター内部には2日分の食料のみしかなく、作業員は途方にくれたに違いない。そんな中救出されることを考え、適切な指示を出し、励ましあった作業員のリーダーにはあっぱれと言いたい。

 また救出チームをはじめ、表舞台には出ないものの鉱山に作られたベースキャンプでボランティアとして従事された方々もいたはずである。本当に全ての人たちが一つになって起こった”チリの奇跡”ではないだろうか。

 また、救出された作業員は命に関わるほどの重体者がなく、入院が必要な方が数名で検査入院だけで退院できる方が大勢いらっしゃるとの事。これから先、ストレスなどから来る体調不良が心配されているがとりあえずほっとしたニュースだった。

 この頃暗いニュースばかりだが、チリの奇跡と言えるこのような嬉しいニュースは希望を与えてくれる。
 作業員の皆さん。また救出チームの皆さんや、それに関わる多くの皆さん。本当にお疲れ様でした。
 人間の底力を見た感動の出来事だった。
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