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韓国での口蹄疫 [感想・所感]

 昨年の宮崎は口蹄疫で振り回された一年だった。

 全国の皆さんのご支援と、農家や関係者のおかげで、宮崎は昨年4月20日に発生した口蹄疫も8月27日で終息宣言が出るまでになった。

 終息宣言が出た後も宮崎の農家やJAを中心に毎月一回消毒の日を設け、二度と口蹄疫を再発させない工夫まで行っている。

 しかし、昨年の11月に隣の国の韓国に口蹄疫が発生しているのは皆さんご存知だろうか?

 しかも昨日までに、韓国の口蹄疫で107万頭という牛・豚が処分され、200万頭近くの家畜がワクチンを接種している事をご存知だろうか?

 ご存知ない方は、下の部分にニュースを入れてますが、直接ご覧になりたい方はこちらの韓国口蹄疫ニュースをご覧下さい。

 新聞で見ると、韓国のほぼ全土にまで広がっており、しかも昨年宮崎で大流行してしまった口蹄疫とほぼ同じウイルスとの事。

 すでに空港や港では消毒マットなどを用意し水際対策を実施すると共に、韓国からの食肉の輸入を禁止しているようですが・・・。

 私が気になっているのは、韓国で大発生している口蹄疫に関して、ほとんど情報が入ってこないこと。

 農林水産省はもちろんですが、報道各社にももう少し情報を流して欲しいと思います。

 そして皆さんには、昨年の宮崎の悲劇を繰り返さないよう、空港などで実施されている消毒にご協力お願い致します。 ---朝日新聞からの抜粋です---
 リンクは 韓国口蹄疫ニュースを見てください。

 農林水産省は7日、韓国で大流行している家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)のウイルスを分析した結果、昨年に宮崎県で広がったものと遺伝子配列がほぼ一致したと発表した。農水省は国内への侵入を防ごうと、空港や港など水際での防疫対策を強めている。

 農水省によると、韓国では昨年11月に東部の慶尚北道・安東で確認されたのを皮切りに、5道1市とほぼ全土に拡大した。今月7日までに99例が発生し、牛や豚約107万頭が殺処分の対象になった。このほか約120万頭にワクチンを接種中だ。

 このウイルスを韓国政府が分析した結果、宮崎のウイルスと遺伝子配列が99%以上一致したという。韓国では昨年4月にも発生していた。

 宮崎では昨年4月から7月にかけて292例が発生し、約28万9千頭が殺処分された。農水省の検証委員会は昨年11月の中間報告で、アジア地域の発生国から人か物を介して日本に侵入した、と推察した。

 農水省は国内へ再び侵入するのを防ぐため、昨年末から、空港や港で利用者に靴底の消毒を求めているほか、家畜農場への立ち入りを避けるよう機内放送などで注意を喚起。探知犬による抜き打ち検査で、持ち込みが禁止されている肉類が荷物に含まれていないかを調べるなど対策を強化している。

 また、全都道府県を対象に防疫作業の机上演習を近く実施する方針だ。ある農場で口蹄疫が発生したという想定で、殺処分や埋める土地の選定、消毒ポイントの設置がスムーズにできるかを調べる。


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