SSブログ

お盆と送り火 [感想・所感]

 久々に、ブログをスタートしたときみたく感想をメインにしたものをUPしようと思います。
 (こんなんだから天○人語っぽいって言われてたんだけど・・・・・)


 今日は8月15日でお盆の真っ只中。昨日が日曜日だったので、故郷へ帰郷した方も多いかもしれない。

 私は仕事の都合でお盆の期間になかなか帰れなくなってしまったが、仕事先から自宅に向かうために移動していた私に、とある家の送り火風景が目にとまった。

 その風景を見て昔はよくやっていたなぁと、ついつい昔の事を思い出した

 前に紹介しているかもしれないが、私の実家は宮崎ではなく他県で、丁度このお盆の時期は、初盆を迎える家々は昔からの風習で精霊流しが行われている。

 私が子供の頃はお盆といえば迎え火/送り火と共に精霊流しと決まっていて、15日の夜はあちらこちらで爆竹や花火があがっていた。

 子供の頃は意味が良く判っておらず、花火や爆竹の音を楽しみにしていたものだった。

 その花火を見ながら私の叔父になる人にいろいろ教えてもらっていた。遊びの方法から、道具の使い方、社会のことや学校の事まで。今考えればそうでもないかもしれないが、当時の私にとっては物知りじいちゃんそのものだった。その叔父さんの口癖が今でも耳に残っている。

 『何事も 最良の事を考え、 最悪の事に備えよ。そうすれば何をすればよいか思いつき、自分に足りないものが見えてくる。』

 多分、これが祖父の人生観だったのだろう。他にも教わった事が山のようにあるはずだが、大笑いしながらこの台詞と一緒に頭をくしゃくしゃされた思い出が鮮明に残っている。

 その祖父とは、すぐに別れのときが来てしまい今は話すことも出来なくなってしまったが、もし祖父が今の私を見ると、なんでもテキパキこなす方だったので、段取りが悪すぎると怒られ説教があるかもしれない。

 今年は時期をずらしてのお墓参りを予定中であるが、はたしてご先祖様が許してくれるか不安である。

 機嫌を伺うためご先祖様と祖父の大好物だった日本酒を土産に、少し遅れた盆参りを行こうかと、日本酒片手にぼんやり輝いている満月を見上げた夜だった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。