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鳥インフルエンザの発生 [感想・所感]

 昨年口蹄疫に泣かされ甚大な被害が出た宮崎県。

 終息宣言を行い、ようやく人も心も落ち着きだし、復興が進み始めたこの時期に、また悲しい知らせが舞い込んできた。

 宮崎県宮崎市の北部に位置する佐土原町の養鶏業者で鶏が大量に死んでいるのを係員が発見、県の機関へ通報を行ったそうだ。

 そして今朝早く、死んでいた鶏の一部から高病原性の鳥インフルエンザと簡易検査で判断されたという。

 現在農林水産省が把握しているのは、この鳥インフルエンザの型はH5型との事。これから先に関しては、茨城県にある動物衛生研究所にて詳しい内容の確認作業を行うとの事だ。

 宮崎県は昨日、前宮崎県知事の東国原知事から、先日当選された河野俊嗣(こうのしゅんじ)知事へ引き継がれ、引継ぎ式が終わったばっかりでのことである。

 引継ぎ式が終わった翌日には早速対策会議を開き、発見された鳥の殺処分、防疫対策の強化と幹線道路での消毒の徹底・半径10km圏内の鶏の移動制限を決めた。

 そして、養鶏小屋の消毒と共に一緒の小屋にいた一万羽の鶏の殺処分を先ほど終了させたようだ。

 今回は総理官邸で対策会合が実施され、国も動き出している。国・県・市・そして各職員が一体となり、確実で適正な情報収集と発信にて現場の混乱が起こらないようにして頂きたい。そして一刻も早い対策をお願いしたい。

 当時知事であった東国原さんが言った言葉でこの様な言葉がある。
 『神様は超えられない試練は与えない。宮崎は乗り越えられる力があるからこそ試練を与えられた。反省するところは反省し、二度とこの様な大型で甚大な被害が出ないような対策・体制を作って行きたい。』

 私はこのニュースを見た時、丁度4年前の平成19年の東国原知事が就任したばかりの鳥インフルエンザ発生を思い出してしまい、まるで繰り返しではないかとまで感じてしまった。

 しかし、逆に言えば被害が在ったからこそ鳥インフルエンザや口蹄疫などの防疫対策マニュアルがないわけではない。

 前回の教訓を生かし、4年前そして昨年の口蹄疫の二の舞にならないように初期体制から徹底した消毒体制を取って拡散防止に当たって頂きたい。

 また、県民そして、宮崎にいる方は自ら進んで車両消毒などを行い、拡散防止を図っていきたい。

 県民総力戦である。拡散防止、そして一刻も早い終息宣言を目指し、再奮起して団結して頑張っていこう!
 がんばろう!宮崎!!
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